この季節になると、2歳を過ぎたメダカがぽつりぽつりと死んでいきます。
朝になると、水底に横たわった死体にラムズホーンが群がっている姿を見ます。
メダカを何年も飼っていると、寿命が尽きる時期が(なんとなくですが)わかります。
まず餌をあまり食べなくなります。
他のメダカは餌に群がるのですが、一匹だけ離れた場所でポソポソと一人食事をするようになります。
そのうち、泳ぎ方がゆらゆらとなります。
健康なメダカもゆらゆら泳ぎますが、優雅なんですよね。
それに比べると、死ぬ前ってゆら~というか、ふら~というか。
言葉では表せないのですが、違うのです。
そして、痩せていく。
ふっくらしていた体つきが、薄くなるんですね。
ぺったんこになっていくんです。
そうしたら、何日か後には沈んでいます。
この時期、若魚と老魚との世代交代の季節です。
来年、また卵を生んで新しい世代が始まります。
そのための準備を始めることにしましょう。