針子は孵化して2週間までの餌の与え方が重要

孵化して2週間までの針子の生存率を上げる。

簡単なようで難しいですよね。

 

たくさんの卵を確保して、

その中で生き残ったメダカを育てるという方法もあります。

でも、それは効率的とは言えません。

 

どうすれば針子の生存率を上げることができるかを書いておきたいと思います。

 

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密で育てるか、粗で育てるか

メダカが産んだ卵は、

産卵床のまま飼育容器にドボン。

 

これが一番簡単です。

 

孵化した針子をそのまま育てるのです。

 

では、一つの容器にどれくらいの卵を入れるのか。

言い換えれば、

孵化した針子はどれくらいの数まで

一つの容器で育てるか、です。

 

一つの容器で多くの針子を育てるのであれば密で育てるということですし、

逆に針子の数が少なければ、粗で育てるということです。

 

結論は、

私は密で育てています。

 

密で育てる理由

針子を密で育てる理由は、

ずばり、餌の問題です。

 

密にするといっても、

小さめの容器を使っているのです。

 

密の状態といっても、

大きな容器にたくさんの針子を入れる場合と、

小さな容器にある程度の数を入れる場合とあります。

 

私は後者ということです。

 

メダカにとって餌のある場所まで泳いで行くのですが、

大きな容器だと遠くまで泳いでいかないとだめですよね。

 

まんべんなく餌をやればいいのですが、

それでも限界があるし、多くやりすぎると食べ残しが出て水質が悪くなります。

 

小さい容器であれば、

まんべんなく餌をまきやすいという利点があります。

 

針子は粉餌とグリーンウォーターを併用する

針子は体が小さい分、食べる餌の量も少ないです。

それに、早く孵化した針子と遅く孵化した針子では体格差があり、

遅く孵化した針子は、餌の食べ負けをしてしまいます。

 

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そこでグリーンウォーターの出番です。

 

他の容器でできているグリーンウォーターを針子の飼育容器に混ぜておきます。

そうすることで、メダカにとっては餌の中で生活しているようなものなので、飢えに苦しむことはないというわけです。

 

粉餌を一日数回与えるのがいいのですが、平日は仕事があるので無理です。

だから、粉餌とグリーンウォーターを併用して針子を育てているのです。

 

それでもおちてしまうのは仕方ない

それでも落ちてしまう針子はいます。

昼夜の寒暖差かもしれませんし、日々の天気の変化の成果もしれません。

餌の食べ癖がつかず、餓死をするのかもしれません。

 

それは仕方のないことです。

 

でも、落ちてしまう針子の数は、上で書いた方法でかなり減るはずです。

 

よかったら試してみてください。

 

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