稚魚水槽がすぐに茶色い色になる

稚魚の水槽がすぐに茶色になった

1週間前に水換えをした水の色が茶色になっていました。

グリーンウォーター(GW)を薄めて飼育水にしていたのに、水の色が茶色になったのです。

 

水の色の変化は水質の変化

水の変化には要注意です。

見た目や臭いという感覚的なことで十分です。

 

水の色が緑なら大丈夫(濃くなりすぎるのも問題ですが)。

でも、茶色になるとピンチです。

そのうち水が腐ったような臭いになり、メダカの数が減っていきます。

 

つまり、GWが茶色になったらリセットするべきなのです。

 

GWが透明になるのは、濾過材の効果によるものかもしれませんので、色だけでは判断できません。

 

濾過材がないのであれば、臭いを嗅いでみたほうがいいでしょうね。

 

水質悪化の原因は?

水質が悪くなるのは、

  • 餌の食べ残し
  • 魚(や、貝などその他の生物)の排泄物

といったことが考えられます。

 

濾過材が効いていれば、餌の食べ残しや魚の排泄物はきれいになります。

反対に濾過材が効いていない場合には水質が悪くなるのです。

 

それでは問題の水槽はというと、、、

 

すぐに水質が悪くなる水槽の現状

実は、稚魚の数が多いのです。

 

産卵床をそのまま水に浸けて付加させた水槽で、飼育容器を分けていないものです。

 

産卵のペースが一番盛んな時期の産卵床だったのです。

そのため、孵化した針子の数も多くなってしまいました。

 

小さいときはいいけど

孵化したばかりの小さいときはいいのですが、成長とともに餌の量も増え、そうすると排泄物の量も多くなります。

 

だからろ過が間に合わずに水質が悪くなってしまうのです。

この水槽には濾過材は針子のときのままなので、日向土の粒を10個ほど転がしていただけでした。

 

泳ぐ力が小さい針子程度の時期は、小さい容器のほうが餌にありつける確率が高いと考えていたので、それほど大きくない容器で育てていたのです。

 

結論

めだかの飼育には水質を悪くしないということが重要で、そのためには次のようなことに注意が必要ですね。

 

  • 水質の悪化は感覚的なことで判断する
  • すぐに水質が悪くなる場合には、濾過材の量を増やす
  • 一つの水槽で育てるメダカの数は、成長とともに少なくする

 

 

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