9月になって、秋の気配がそこまで来ています。
いつもなら残暑が厳しいのに、今年はこのまま本格的な秋に突入するのでしょうか。それと気になるのは冬の間、メダカはどうするの?外で飼えるの?
と疑問に思う人もいると思います。
コロナ禍でメダカを飼い始めて、初めて冬を迎えようとしている人。
大丈夫ですよ。メダカは外で越冬します。
特別なことをしなくてもです。
越冬の準備
特別なことをしなくても、多少の準備は必要です。
自然界でも冬に向けて、いろんな生物が準備をしています。哺乳類でも、爬虫類でも、もちろん魚でも同じです。
メダカは冬の間、餌を(ほとんど)たべません。水温が上がる小春日和だと少し食べますが、ほとんど水の底でじっとしています。
成魚は太らせる、稚魚は大きくする
冬の間何も食べないということは、食べなくてもいいように体力をつけないとだめです。
クマやイノシシと同じですね。
そのために、きっちりと餌をやって太らせましょう。
ただ、食べ過ぎもだめで、その匙加減が大切ですね。
あと、稚魚です。
稚魚は大きくしましょう。
といっても、早く大きくするのは難しいです。
つまり、針子サイズの稚魚では越冬はできないので、採卵を止めるということです。
冬を越すためには、1cmくらいの大きさにならないといけないと言われています。そしてそこまで大きくするには1ヶ月みておかないとだめです。
11月になると気温が下がり、それとともに水温も下がりますよね。それを考えると、採卵は9月いっぱいというところでしょう。
大きな容器で飼う
気温が下がると、水温も下がります。
でも、水の量が多いと気温の影響をあまり受けません。なので、大きな容器を用意します。
大きな容器が難しいなら、発泡スチロールの箱を用意しましょう。アイスボックスの代わりに利用されるくらいなので、水温の変化は小さいです。
DIYが好きな人は、スタイロフォームという建築資材を使うという手もあります。
発泡スチロールみたいな素材なので、ホームセンターで買ってきて、容器の大きさに合わせて切って貼り付けます。でも、これ畳一畳分くらいの大きさがあるので、ホームセンターで切って貰う必要がありますね。
まとめ
まとめると、次のような感じです。
- 家の外でも越冬は可能
- ただし、冬眠をするので体力をつけよう
- そのために、ちゃんと餌をやろう
- 水温があまり下がらないようにしよう
秋の間に、メダカの越冬のための準備を始めませんか?