半数がお星様になってしまった話

ヤフオクで購入した卵が、全て孵化してほぼ一週間たちました。

"ほぼ"というのは、途中出張に行っていたので、いつ全て孵化したのかはわからないんです。

孵化していない卵がなくなって一週間が経ちました。

で、今生き残っているのは半数の9匹です。

 

水換えのミスがあったのかもわかりませんが、餓死が主な原因ではないかと思っています。

 

これは経験からなので、真偽は不明です。

 

ただ、針子というのは非常に弱いということ、そして餌を食べるのが下手なのがいるということは事実です。

 

孵化して数日は、栄養の入った袋を持っているのですが、その後は自分で餌を食べなければなりません。

 

そうなった時に、餌を食べる癖がなければ餓死してしまうのです。

 

あまり知られていないと思うのですが、メダカは胃袋を持っていません。ですから、お腹が減ったという感覚はないはずです。

 

ほぼ本能で餌を食べているということになりますね。

 

お腹が減らないから、餌を食べたいという欲求がないのです。だから、餌を食べる癖、つまり本能的に餌を食べない針子は餓死をするということです。

 

それが半数なのかどうかはわかりません。

 

自然の環境であれば、朝となるプランクトンやバクテリアは自分の周りに溢れています。いわば、朝に囲まれた環境です。

 

一方、人の飼育している環境はそんなわけにはいきません。

 

職業としてメダカを飼育している人なら近い環境にしているのでしょうが、趣味でベランダで飼育している、春先の今の季節だけ針子は室内で飼っている、そんな私には自然の環境を再現するのは無理です。

 

とすれば、半数が餓死するのは仕方がないのかなあと思っています。

 

あくまでも趣味でやっている。趣味でも限られた環境でのことなので、ある程度割り切ってということが必要だと思うのです。

 

残念なことも多いのですが、楽しみながら試行錯誤を繰り返す。失敗はあっても、それを次にいかす。

 

そっちの方が長く楽しめると思いませんか?