数年前から「メダカブーム」と呼ばれる現象が続いています。
趣味としてメダカを飼う人々にとって、このブームは良い影響をもたらしたことは間違いありません。
でも、ブームはいつか加熱しすぎて一部のマニアのためになってしまい、趣味でいる多くの人が肩身の狭い思いをすることも少なくはありません。
一例として、鉄道をとりあげてみます。
近年、鉄道愛好家の中にはマナーが著しく悪化している人々も存在しています。
実際に、報道などでもその問題が取り上げられるようになりました。
これが昔からの問題なのか、それとも最近になって起きたことなのかは定かではありません。
ただ、ネット、特にSNSの普及によってこの問題が広がってしまった可能性もあります。
昔から存在した問題が、これまで以上に広く知られるようになったとも言えるでしょう。
ブームは、良い面と悪い面の両方で社会の注目を浴びます。
SNSの普及により、この傾向は一層顕著になりました。
日々、私たちはSNSからネタを見つけ出そうとしており、その結果、テレビ番組もそれを取り上げる頻度が高まっています(かもしれません)。
特にテレビには、ネガティブな側面を強調するという癖があります。
ニュースは通常、普段とは異なる出来事を扱うものですので、その点を考えると、この傾向もやむを得ない部分もあるかもしれませんが。
メダカ屋専門店が身近になった
数年前だと、近所にメダカの専門店はありませんでした。
昔ながらの養魚場があって、そこで取り扱っている程度です。
ペットショップでも取り扱っていましたが、みゆきメダカでさえ数は少なかったと思います。
私がメダカを飼い始めたのは7年くらい前ですが、その時は、いいメダカがほしければ、車で高速道路をとばして静岡県まででかけないといけなかったりしました。
他にネットショップやヤフオクですね。
ペットショップで取り扱われる
ペットショップで折扱いのある品種も増えました。
上記のように、せいぜいみゆきメダカや楊貴妃だったものが、いろんな品種のメダカを見るようになりましたね。
品種自体が増えたというのもあると思います。
100均で使えるものが増えた
メダカグッズって、アクアショップで買ってこなくても100均で売っているものを流用できるのですよね。
ところがセリアやダイソーのように、メダカグッズとして売られているものも出てきました。
はじめの一歩としては十分ですよね。
商売として成り立つようになった
社会が副業を認めるようになって、メダカの販売を副業にしている人もいるようです。
メダカ飼育がブームになって、高価なものでなくても一般の人に売れるようになり、お小遣い程度にはなるようです。
また、本業にしたツワモノもいるようですので、ブームってすごいですね。
メダカ泥棒が生まれた
高価なメダカが出回った、あるいは安価でもお金になるようになったことから、メダカ泥棒も生まれた(というよりも、対象に含まれるようになった)ともいえるでしょう。
イベントがマニアのものでしかない
メダカのイベントに出かけたことはありますか?
一度しかいったことはないのですが、マニア向け?といった高価なメダカしか扱いがなく残念な思いをしました。
商売でメダカ販売をしているからわかるのですが、イベントでメダカは高価なものという印象を持たれたら、マイナスかなあと思ったりもします。