メダカの卵の観察したときに見つかる白い卵

メダカの産卵は朝行われます。

その卵を観察すると、ときどき白く濁った卵があります。

その卵は無精卵です。

 

メダカが産んだ全ての卵が孵化するわけではありません。

卵として成長しなければだめですが、

成長する以前に、無精卵の場合もあります。

つまり、卵が精子と受精していないことがあるのです。

 

無精卵はほおっておくとカビが発生します。

そのカビは、有精卵にも移ることがあります。

なので、無精卵を見つけたら除いておかなければいけません。

 

では、どうやって無精卵と有精卵を見分けるのか。

 

その無精卵、

見てすぐにわかります。

 

有精卵は透明なのに対して、

無精卵は卵が白く濁っています。

 

産卵したては透明なのですが、

時間が経つと白く濁るのです。

 

 

上の写真、透明なのが有精卵で

白いのが無精卵です。

 

こっちは有精卵だけです。

ちなみに、透明のジェル状のものは、巻き貝の卵塊です。

 

有精卵を間違って取り除こうとしたときに

卵が潰れないか心配になるかもしれません。

でも安心してください。

 

有精卵は卵の表面が固くなっているので潰れません。

植物の種のような手触りです。

 

自然界でも有精卵と無精卵はあるはずです。

でも誰も取り除きませんね。

では、なぜ大丈夫なのかというと水の流れがあるからです。

 

飼育している環境では、自然界のように水の流れはほとんどありません。

だから水の流れを作って、常に卵に新しい水を当ててあげれば卵を取り除く必要はないでしょうね。

 

卵の数も増えると、それはそれで大変でしょうから。

 

 

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