メダカの越冬に柿の葉を入れておくということを聞きます。
なぜ、柿の葉がいいのでしょうか。
また、柿の葉を入れておけば無事越冬できるのでしょうか。
なぜ柿の葉を入れるのか
メダカの隠れ場所
柿の葉はメダカの隠れ家になります。
水温が低くなるとメダカの警戒心は強くなります。
水温が高い夏場は、餌をやるときにこちらに寄ってくるくらい警戒心が緩みます。
でも、水温が下がる秋以降は、人影を見るだけで水の底の方に逃げていくのです。
そんなときにメダカの隠れ家になるのです。
抗菌効果
柿の葉寿司って聞いたことがありますか?
奈良県の特産で、押し寿司を柿の葉で包んでいるのですが、柿の葉でお寿司が痛むのを防いでいるのだそうです。
葉の厚みがある
隠れ場所なので落ち葉ならなんでもいいのですが、葉が薄いと冬の間にボロボロになってしまいます。
柿の葉は厚いので、冬の間に腐らず春までもつということですね。
柿の葉以外でもいいの?
柿の葉がいいのは厚みがあるからです。
葉が厚いのは柿以外にもビワもそうですね。
どうやって柿の葉を手に入れるのか
私の近所には、庭に柿がある家が多いので散歩をすると柿の葉が落ちていることが多いです。
その他にもメルカリやジモティーで手に入れることもできます。
売っているのが驚きです。
前処理
アク抜き
拾ってきた葉っぱは、洗いたいですね。
道端に落ちていたということは、何がかかっているのかわかりませんから。
水洗いした後は水につけておいてアク抜きをします。
数日水につけておけばOKです。
農薬抜き
農家から場合は農薬を抜く作業が必要になります。
メダカは比較的農薬に強いのですが、エビを同居している人は必須になります。
結論
必ずしも柿の葉が必要というわけではありません。
隠れ場所なら植木鉢でもいいですよね。