悪魔がささやきました

ミナミヌマエビ用の水槽を作ろうと、先週水を張ったプラケースにモスを入れたところ、いつの間にかモスに卵が産みつけられていて、それが孵化して稚魚がうようよと泳いでいます。

 

それを見ていてどうしようかと考えている私に悪魔がささやきました。

 

「間引く?」

 

間引くといっても。川に流すわけにはいかないし、ごみ箱に捨てるわけにもいかない。

 

そして、ふと見ると親メダカがいる水槽が目に入りました。

 

「さすがにお腹が減っているときだけだろう」

 

そうです。メダカは卵や稚魚を食べるので、卵を分けて管理しないといけないのですが、そういうこともある程度に思っていたのです。

 

そして、試しにと思って網で一すくい。4,5匹の稚魚が入ったのを見て親水槽に投入。

 

よいこのみなさん。絶対にやってはだめです。

 

メダカ水槽はお祭り状態でした。

 

水草のあたりに投入したのですが、そんなこと関係ありません。メダカは猛アタックで捕食しました。

 

稚魚は泳ぐ力があまりないので逃げ切れるわけありません。あっという間に全滅しました。

 

予想外でした。

 

目の前を泳いできた稚魚を反射的に食べてしまう。そう思っていたのですが違います。魚食性の魚です。普通の餌に群がるときと同じでした。

 

これは困ったことです。今年はミユキ以外は自然増だけにしようと思っていました。親メダカ水槽で生まれて運よく生き残ったものを一生懸命育てようと思っていました。予想外に生まれた稚魚ですが、もちろん大切に育てます。

 

しばらくはこのまま育てて、親メダカが食べないくらいの大きさになったら一緒の水槽に移すことにします。

 

それでも数が多いので、水槽を増設しないといけないかもしれませんが、これが目下の課題です。