おいしく肉を焼く最大のコツとは。
肉を室温にすること。
唯一とまではいいませんが、最大のコツでしょう。
スーパーで売っている肉は、当然冷蔵していますよね。買い物から帰ってきてあなたがすぐにすることは、生ものをすぐに冷蔵庫に入れる。痛んだら嫌ですからね。当然です。
冷蔵庫から出してすぐの肉は、肉の芯まで冷え冷えです。それを焼くと、表面は焼けるのですが、肉の中心部分はまだ焼けません。中心部分まで火を通そうとすると、表面には火が通り過ぎてしまいます。肉に火が通り過ぎると固くなります。これがおいしくない原因です。
焼く前に室温に戻せばいいのです。せめて焼き始める1時間前には冷蔵庫から出したいですね。
買ってきた肉は、焼く時間を考えて冷蔵庫に入れましょう。夕方に買い物に行ったのなら、わざわざ冷蔵庫に入れる必要はありません。
実はこれ、焼き肉でも同じことが言えるのです。焼き肉のバイキング。食べ放題。安い肉だから硬いと思っていませんか?
違います。焼き方が悪いのです。
バイキングで出てきた肉をちゃんと見てください。半分凍っていると思います。これが肉を焼いたときに硬くなる原因です。肉は室温にして焼く。これが最大のコツです。
だから、出てきた肉は網の上の火の当たらない場所に置いておきます。そして、まだ凍っている肉を溶かします。そして、室温に戻すのです。室温に戻った肉は、すぐに中心まで焼けます。そうすると、表面がカラッと焼けたタイミングで中まで火が通ります。
簡単ですよね。
も一度言います。
肉を焼く前に、室温に戻す。これが最大の肉をおいしく焼くコツです。知っていて、実践している人も多いと思います。でも、たまたまこのブログを見てくれた人は、ぜひ実践してみてください。きっと、おいしく焼けますよ。