言わなきゃよかった話

転職をして3年半が経ちます。仕事内容も同じなので転職後に困ったということはありません。職務範囲が違っているので(多くの企業でそうだと思います)、最初は多少とまどったのですが、それも今では慣れてしまいました(3年半も経てば当然ですね)。
 
私が転職した理由は、給料の面はもちろんですが、待遇の面も小さくはありませんでした。
私が当時勤めていたのは、親会社のある部署。かれこれ10年くらいいました。そして資格取得を機に転職をしました。
 
そしていよいよ転職を告げることとなったのです。
 
まずは直属の上司に連絡。「退職したいので、まずは連絡までに」という趣旨のことを話すと、「ちょっと、急に言われても」。いや、まだ3か月前だから。それに転職するから退社することは極秘裏に動くでしょ、ふつう。と心の中で突っ込みながら、「その予定でいてほしいので。それに、部長には上司さんから伝えるのでは?」と説明して納得してもらうことに。
 
そして、一週間後に部長との面談(というか、辞めます宣言)。
 
もう退職することが決まっているので引き止められることはないと思いつつ、まずは部長の一言。「どうした、嫌になったか」。これってどういうつもりなんだろうか。そして辞める理由を「給料か?」と聞かれてそこまではよかったのだが、「待遇が(具体的に考えてたことで、私がしていた仕事を自分の会社ではするつもりではなかった)」と切り出すと、「そんなことはない!」と急に大声で否定しだした。
 
私は「だめだこりゃ」と思った。辞めていくのだし、自分を正当化しようとも思わない。親分堅気らしいと思っていたのだがそうでもないなと思いつつ。早く時間になることばかりを考えるようになった。話は、辞めるまでの手続きをどうするかということだけをちゃんとしてその場を去った。
 
会社を辞めるのは不満があってのこと。どうしようもないこともあれば、改善を期待できるものもあるかもしれない。自分の思いを主張したところで辞めることには変わらないのだから、言っても仕方がないことをわざわざ言い、後味の悪い思いをしなければよかったと後悔している。

トイレのタンクのカランから水が出なくなったので自分で直した

それは先週の火曜日(だったかな?)の夜のことだった。上のお嬢が「トイレの水が流れない」と言ったことが始まりだった。
正確にはトイレの水は流れるのだが、タンクのカランから水が出なくなったのだ。タンクには水が溜まるから、トイレの水は流れる。タンクに水は溜まるといっても、ちょろちょろとしか水が出ず、タンクに水が必要量溜まるのに30分くらい時間がかかるので、二人続けてトイレに入ることができなかった。水をポットにいれて置いて、それをタンクに注ぐというようなこともしていた。
 
そして、カランから水がでないのは思いのほか不便で、トイレの後は洗面所まで手を洗いにいかなくてはならない。子供たちはできるだけがまんしていたらしい。
 
水がでなくなった原因と修理の方法をググってみると、こういうことはよくあるのかすんなりとヒットした。どこに原因があるのかわかりやすく説明されているし、しかも修理方法は簡単そうだ。
 
 
 
 
これなら自分で修理をすることができそうだということで、週末に部品(ダイヤフラム)交換をしてみることになった。
 
まずは部品調達。
 
近所のホームセンターに行ったところ、部品はなし。そのため、コーナンが少し離れたところにあるのでそっちに回ってみた。
 
TOTOのホームページで見た品番と、棚にあった品番が違うのだがそれらしいものを見つけた。しかも「ダイヤフラム」と書かれていて、これしかない。「取り寄せてもらうしかないか」と悩んでいると、HH11113(該当する品番)対応品と書かれているではないか。ビンゴ!これだ。
 
家に帰り、早速交換。30分かからずに交換終了。ためしに水を流してみたら、無事カランから水が流れた。水を流すまでは不安だったが、あっけなく不安は解消された。
 
トイレだけではないが、トラブルがおこるとすぐに業者を呼びたくなる。でも、ちょっと自分で調べてみれば簡単に解決することだってある。今回のことでも、この部品(ダイヤフラム)は600円ほどだった。業者を呼べば1万円くらいはかかると思う。
 
最近はホームセンターも多く、ちょっと車ででかければある。部品はホームセンターでも取り寄せてくれるし、 直接取り寄せてもいい。
 
このダイヤフラムは女性でも簡単に交換ができる。メーカーのホームページで親切にわかりやすく紹介してくれている。
 
ちょっとしたことなので、ぜひ自分で修理をする方法を探すようにこころがけたいものだ。
 

電車の中で飲むお酒が美味しい。そう思ったのは夏の日だった。

 

夏の日の仕事終わりに何か飲みたくなって、とはいうものの甘いものは嫌で、店に入るほどのものでもない。そこで目に入ったのはKIOSKだ。冷蔵スペースにおいてある缶チューハイ。ジュース代みたいなもんだと思い、試しに買ってみた。

 

これが以外にいけたのだ。

 

そして、最近いいものを見つけた。

 

ストロング・ゼロのビター・オレンジ。

 

 

缶チューハイでも甘いものはある。しかし、これは違う。甘さは全く感じない。しかもアルコール9%。これは以外にコストパフォーマンスがいい。

 

一時間ほど電車に乗っているのだが、これがちょうどいいのだ。

 

いまでは夏だけではなく、寒い真冬でも飲んでしまう。ホームで震えながらでも。でも、これがやめられない。病みつきとはこういうことをいうのだろうか。

手作り餃子

久しぶりの餃子だった。

 

美味しい餃子をどうやって作るか。これは私にとっての大きな課題なのだ。目標は王将の餃子だ。大阪王将ではなく、餃子の王将なのだ。関西以外の方には違いがわからないかもしれないが、餃子の王将大阪王将は違う。人それぞれの好みは別にして、私は餃子の王将が好きだ。子供の頃からの馴染みというのもあるかもしれない。

これまでは、自分が好きな王将の餃子の味に近いものを作ろうと思っていたのだが、自分で作るときは別の味でもいいではないかと思うようになった。餃子の王将の餃子が食べたいのなら、食べに行けばいいのだ。

 

餃子は何度も作っているので、レシピで味をどうこうすることはできないような気がしている。

 

材料は豚肉(ひき肉)、キャベツ、ニラ。

味付けは、潮、胡椒、醤油、酒、ごま油に味の素と砂糖を少々加える。

食べ終わって思い出したのだが、生姜とにんにくを入れていなかった。

 

ひき肉ではなく、バラ肉を刻んで材料にすると肉の食感があっていいそうだが、私はひき肉のみだ。

 

ひき肉をこねるときににスープ(中華スープ)を入れる。後でキャベツとニラを加えるので多少柔らかくてもいい。耳たぶくらいの柔らかさということをよく見るが、もっと柔らかくても大丈夫だ。

 

そして片栗粉。これは便利で、肉の旨味を閉じ込めてくれる。私は、唐揚げのときにもから揚げ粉をまぶす前に片栗粉を振っておく。

 

餃子で難しいのは焼き方だ。ただ、王将で生餃子を買うと、焼き方レシピをくれるのでこれにしたがえばいいし、ホームページにもあるので参考にしてもいいだろう。

 

ohsho-japan.com

 

わが家ではホットプレートを使っている。これが温度管理ができて便利なのだ。それに一度に焼ける量が多いので立ちっぱなしで疲れるということがない。もっと大きいのは、フライパンで焼くと、子どもたちが全部食べてしまって、自分の食べる分がなくなってしまう。これは悲しい。

 

だから焼きながらみんなで食べられるホットプレートがいいのだ。

 

 

簡単に作れて簡単に焼くことができる。おまけに美味しければ週末のメニューにはちょうどいい。餃子はお勧めなのでぜひ試してもらいたい。

 

餃子の王将は冷凍食品で見かけないが、大阪王将も美味しいよ。

 

 

 

 

 

私がキッチンに立つ理由

週末は子供たちのリクエストに応えるべく、キッチンに立つことが多い。
 
とはいうものの、レパートリーが多いとはいえず、スパゲティ、餃子、唐揚げ、炒飯のローテーションだ。たまに、鶏肉や豚肉のソテーがはいるが、基本的なところでは変わりはない。むしろ、これらをどれだけ美味しく作れるかということを考える。
 
先週末は唐揚げだ。
 
私の場合、二度揚げである。一度めは低温で火を通し、二度めでカラッと仕上げる。
 
そして昨日はついでにコールスローを作ってみた。私はコールスローが好きなのだ。セブン・イレブンのコールスローは最高だと思う。
 
最近はネットにレシピが溢れているので助かる。昨日もこのレシピを見ながらコールスローを作った。ただし、味の調整は必要だと思う。レシピ通りに作ってみて、最後に味を整える。昨日のコールスローも甘かった。そして酢の香りが強かった気がする。
 
ただ、それでも甘かったのだが、残ったコールスローを次の日に食べたところ、ずいぶんおいしくなっていてセブン・イレブンのものに近い気がした。味がなじんだのだろうか。
 
ちなみに、レシピは次の通りだ。
 
砂糖 おおさじ3
酢  おおさじ3
マヨネーズ おおさじ1/2
オリーブオイル こさじ1
レモン汁 こさじ1
胡椒 少々(好みで)
 
味の調整をしたのでマヨネーズはおおさじ1くらいだろうか。
 
揚げ物のときは、私はキッチンドランカーになる。揚げ物をしながらビールやバーボンハイを飲む。そして揚げたての鶏唐をつまみ。これが最高だ。
 
そういう楽しみがなければキッチンに立つことなんて面倒なだけだろう。自分が好きなものを、好きなタイミングで食べる。これがキッチンに立つ者の特権だというのは、少し大げさだろうか。
 

幻夜を読んであらためて東野圭吾の魅力がわかる

白夜行の続編といったようなネットでの紹介がされていたので、読んでみたいと思い時間がたっていた。
白夜行は、ずいぶん前に読んでいて、ドラマになる前だったように記憶している。
 
そしてようやくの「幻夜」である。
 
 
物語の始まりは、阪神淡路大震災の当日、発生直前である。父親を亡くし、通夜を行っていたその夜明けにあの震災が起こった。そして、主人公を待っていた人生とは。
 
白夜行は、誰にも言えない過去を持つ主人公二人の物語で、この幻夜も誰にも言えない過去を持つ二人の物語だった。が、読み進めるうちにその質が違っていることに気付く。
 
白夜行の雪穂が幻夜の美冬なのだろうか。雪穂は青山でブティックを開き、美冬は青山でブティックを閉めた。どんな手を使ってでもというところが両者に繋がる。
 
作者が作品に練りこんだ、このあたりの仕掛けは毎回素晴らしいものを感じる。ガリレオシリーズは有名だが、そこにはないものを感じ取ることができる。むしろ、ガリレオシリーズ意外の方が、作品の中にあっというような仕掛けを感じるのはわたしだけだろうか。
 
何気ない登場人物の人間関係がストーリー展開に重要に絡んでくる。トリックだけではなくストーリーで引き込んでくれる作者だと思う。
 
 
 

稀勢の里の横綱昇進は正しかった

大相撲春場所横綱稀勢の里が優勝しました。

貴親方、稀勢に感じた「風格」 横綱の責任果たし殻ひとつ破った (スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース

 

先場所優勝して横綱に昇進した稀勢の里ですが、内規とされていた「二場所連続優勝」ではなく、年間最多勝がそれに準じているとの横審の判断ではなかったかと思います。

 

世間では批判的な意見が多く、私も「日本的だなあ」とか「別の思惑があったのではないか」とか思っていました。本当に横綱としての強さがあるのかが疑問で、無理に横綱にさせられたというのではかわいそうだと思ってもいました。

 

その批判は横綱本人が払拭してくれました。世間の目は一気に昇進後初優勝への期待に変わったことでしょう。

 

ところが、13日目に流れが変わります。横綱日馬富士との一戦で左肩に怪我をしました。14日目には鶴竜に力が出せず負けます。テレビで見ましたが、全く力が出せないような負け方でした。千秋楽は休むか?と思いました。

 

そして昨日の千秋楽です。

 

本割で照ノ富士を破り、優勝決定戦で再び破っての逆転優勝です。

 

12日終了までは、全勝で優勝安泰か?との期待。

13日目に大怪我か?の一番で、一気に休場への不安。

14日目の一番で、やっぱり駄目か。

千秋楽で逆転有優勝。

 

日本人だけではなく、この流れは感動を生みました。

 

こういう場合、敵役になる人は可愛そうです。照ノ富士にしても、復活の優勝を狙うわけですが、期待を背負っての春場所、怪我を押しての出場、そして逆転優勝への期待には勝てません。

 

そして稀勢の里が優勝したからよかったものの、怪我を負わせた日馬富士にしても負い目はあったでしょう。勝負事なので怪我はしかたないと割り切っているのでしょうか。

 

稀勢の里横綱昇進は正しい判断でした。怪我を押しての出場。そして逆転優勝。怪我の状態はどうだったかはわかりませんが、横綱らしい真っ向勝負でした。

 

来場所は、まずは怪我を直して万全で向かえてほしいですね。