さあ、四年後だ

今日はなんといってもサッカーだ。
ブログが自分のライフログであればなおさらのこと。 朝3時に起き、子供(小5)を起こしてのサッカー観戦だ。

 

結果は後半に先取点、追加点を入れたのに、 同点に追いつかれアディショナルタイムでの逆転を許した。

 

逆転されたのが終了直前で、 10秒我慢すれば延長戦に持っていくことができた。これは、 W杯初出場を直前で逃したドーハの悲劇に似ている。

 

そういう意味では、日本は同じ過ちを繰り返したことになる。 西野監督の「ワールドカップのこわさ」という言葉は、 誰かが同じ事を言っていたような気がする。

 

日本の得点シーンは素晴らしかった。 それだけに試合に負けたのは悔やまれる。前半と後半の得点まで、 得点をしてから後が全く別チームのようだった。

 

得点後の日本はどうしてしまったのだろう。防戦一方だったが、 明らかにベルギーは焦っていた。試合が動いたのは、 ベルギーが選手交代を行ってからだ。日本は動かなかった。 西野監督は動くべきではなかっただろうか。

 

ベルギーの一点目は、 ふわっとしたぷーぷシュートのようなヘディングシュート( 折り返した?)がキーパーを越えた。なんとなく、 嫌な感じだった。 崩されてしまったのなら切り替えることができたかもしれないのだ けど、気が抜けるようなシュート。呆然したまま5分後に、 同点にされる。

 

長身を生かしたヘディングシュートだった。 完全に頭一つ上からたたきつけられてしまった。

 

西野監督が動いたのは、同点にされてからだった。遅かった。 明らかに後手だった。

 

予選リーグの最終戦西野監督の決断は、 日本が得点できないことを前提としたものだった。 その日本が2得点入れた。完全に西野監督の想定外だったはずだ。 その想定外が西野監督をフリーズさせてしまったのかもしれない。

 

試合後に聞かれた「何が足りなかったのか」 の問いに西野監督は答えることができなかった。当然だ。2- 0から逆転されたのだ。敗因は私は西野監督だと思っている。 細かいミスはあったとしても、選手はしのいでいた。 選手流れを切るのもベンチワークだと思う。 肝心なところでフリーズした西野監督の責任は大きい。

 

しかし、早朝に起きた甲斐はあった。面白い試合だった。 これを四年後につなげてほしい。 W杯のたびに次につながるといわれながら途切れてしまう。 それが日本がベスト16の壁を破れない要因だと思う。

 

それには協会の責任も大きい。 継続して日本を強化するビジョンに欠けていないか。 大会直前に監督を解雇するという騒動も忘れてはいけない。

 

結果的なことは別にして、 日本のチームは世代交代ができなかった。 4年後はどういうチームになるのか楽しみだし、 ベスト16の壁を突破する日本を見たい。 そう思う試合だったと思う。