スマホカメラのシャッター音ですが、あって当然のように思っている人も多いと思います。というよりも、何も思っていない人が多いのでしょうか。携帯電話にカメラが搭載されたのは日本発祥と言われていますし、それが普及したころにはシャッター音が鳴ることが普通でした。
それはなぜか。
多くの人が解答を知っているように、盗撮防止です。メーカーは正式には認めていないそうですが。
スマホカメラのシャッター音は日本だけだそうです。海外のスマホではマナーモードにしていれば、シャッター音も鳴らないのだそうです。これってすごく便利です。日常の一枚を写真にとりSNSにアップするのは日本人だけではなく、外国人も同じです。食事に行ったとき、街中での何気ない風景。それが静かな場所だった時のシャッター音って、日本人なら特に気になるでしょう。外国人は気にならないのです。シャッター音はしないのですから。
一部の犯罪者(盗撮は当然犯罪です)のせいで、多くの人が損をするのっておかしいと思いませんか。日本人は大多数が盗撮目的でスマホで写真を撮るからというのであれば納得ですが、盗撮をするのは、ごく一部です。日本人はお人よしというか、物分かりがいいというか、盗撮されて嫌な思いをする人がいるから仕方ないと思っているのかもしれません。
上で書きましたが、海外ではシャッター音がしないのが普通です。日本人が海外に行って、レストランで写真を撮ったとき、その場の雰囲気を壊すようなシャッター音をさせて、周りの人からの変な注目を浴びるのって嫌ですよね。海外でなくても、国内旅行でもいいのですが、静かな場所でのシャッター音って気になりますよね。
逆に2020年には日本でオリンピックがあるので、海外から多くの人が日本にやって来ます。その時はどうなるのでしょうか。
盗撮をする奴って、消音アプリを使います。もしくは、海外で作られたスマホを使うでしょう。要するに、メーカーが自主規制でシャッター音が出ないようにしても無駄なのです。メーカーのいいわけでしかないのです。
よく考えてみましょう。デジカメはシャッター音はしないようにできるのです。スマホだってシャッター音がしなくてもなんの問題もないのです。
世界ではシャッター音がしない(正しくは消音できる)のが普通です。ごく一部の犯罪者のために損をする社会は間違っています。