「人魚の眠る家」を読んだら最後に驚いた

久しぶりに東野圭吾を読みました。あいかわらず、最後に驚かされます。

 

映画にもなったので、話の概要はお分かりの方も多いと思います。事故により脳死判定を受けた娘を自宅で看病する母親。その方法には、読んでいて眉をひそめるものでした。

 

それでも、親として他人にどう思われようとという気持ちがわかる反面・・・。

 

その母親は最後に何を受け入れるのか。

 

最終章はプロローグとつながり、そしてエピローグを読んで「うわ!」と声を出してしまいました。

 

東野圭吾といえば推理小説が有名ですが、この作品は推理小説ではありません。その反面脳死についていろんなことを考えさせられます。

 

人の死とは何か。自分の子供の脳死を受け入れることはできるのか。などなど。

 

出張でホテル住まいになる数日間は、本を読んで過ごすのも悪くないですね。