トマトソースのスパゲティを作るときの二つのコツ

終末は、夕食を作ることがいつのまにか習慣になってしまった。といってもできるメニューは少ない。幸い子供たちはそれほど多くのメニューを知っているわけでもないし、変わったものをたべたがるわけでもないので、今のところは問題ない。週末ごとに同じメニューになってもそれはそれでいいようである。
 
先週末はスパゲティーだった。トマトソースのやつ。
 
最近はプロが料理のちょっとしたコツをYouTubeで紹介してくれているのでありがたい。今回は、そのちょっとしたコツを二つ試してみた。これがまたみんな(家族の)に評判だったので紹介してみたい。
 
普段から作っているスパゲティは特別なことはしていない。手順としては、肉と野菜を炒めて、トマト缶を加えて煮込む。ソースはこれだけで、スパゲティを茹でてあえたらできあがり。凝って作っているわけではないが、家族には評判である。たぶん、誰が作ってもおいしくできる。それがトマトソースのスパゲティだ。
 
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では、二つのコツとは。
 

1.肉を炒めるときにはさわらない

合挽肉を使うのだが、フライパンにオリーブオイルを引いて肉を投入後は、塩コショウをした後はくちゃくちゃと触らないでじっくりと焼く。
両面を焼いたら(本当に両面焼く)、ワインをドバドバっと入れる。
 
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これまでは、肉に塩コショウをして全体に火を通すためにかきまぜていて、肉がそぼろになっていた。
 
ところが、このやり方にすると、肉がかたまりで残っているので、スパゲティを食べるときにしっかりとした肉感を味わうことができるのだ。
 

2.野菜をいためるときには塩をふる

野菜も炒めるときには塩コショウをします。このときの塩は味付けではない。野菜のうまみを引き出す、というか、凝縮させるためのものだ。
 
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野菜に塩を振ると、浸透圧の関係で野菜から水分が出てくる。そうすると、野菜のうまみが凝縮されるってあれだ。
 
これ、野菜をローストする際の基本なんだそうだ。
 
 
この二つで仕上がりが全然違う。
 
もし、これを読んでくれた方で「面白い」と思った方はぜひ試していただきたい。おそらく、なんにでも応用ができるコツだと思う。
 
 
ちなみに、わが家ではコストコで買っている、ガロファロのスパゲティを使っている。