今年の初参り

我が家では、新年の初参りは帰省先と地元に戻ってからの二度行うのが慣習になっています。 帰省先で初参りに行くことになって、お嬢は面倒くさいから「地元に帰ってから行くのになぜ行くの?」と聞かれて返答に困りましたが、「そういうものだから」と返答しておきました。実際、そうなんですよね。新年の年中行事というくらいの位置づけしか自分にもありません。帰省先なので、せっかくならいろんな神社に行きたいのですが、そうしてしまうとわがままになってしまうので黙っています。

で、地元に戻ってきて本当の意味での初参りに行ってきました。

今まで気づかなかったのですが、お参りにも順序があるのですね。 1.手を洗う 2.古いお守りを返す 3.新しいお守りを買う 4.お参りする 5.おみくじを引く

手を洗う

これはそのままです。神社に行くと手を洗う場所があるので、柄杓で水をすくって両手を洗い、口をすすぎます。口をすすぐ時は柄杓から直接水を苦に入れるのではなく、手に水を注いで、その水を口に入れます。

古いお守りを返す

お守りの耐用年数(?)は一年間だそうです。一年間お世話になったお守りは、神社の変換場所に返します。

新しいお守りを買う

これがわたしが今まで勘違いしていたことです。 お守りは神様が入る袋なので、お参りする前に買います。あらかじめ神様が入る場所を用意して、その後お参りをして入ってもらうのですね。

お参りする

新しいお守りを用意して、ようやく神様の前でお参りです。 このときは、自分の住所と名前を(心の中で)言うのだそうです。そういえば、中でお祓いを受ける時など名前を呼ばれていましたね。

おみくじをひく

おみくじはお参りをした後の神様の返事だそうです。祈願したこと、誓ったことに対して神様が一年の心がけを示してくれるものです。 だから、おみくじの吉凶に一喜一憂せずにその心がけを大切にします。 そして、おみくじはこれを忘れないよう持ち歩いてもいいのだそうです。大吉が出たときなんか持って帰りたいですよね。うちの坊は帰省先で大吉を引いて、今日のお参りではおみくじは引きませんでした。その気持ちわかります。 お嬢がおみくじを引くのについて行ったら「おごらないよ」って釘を刺されてしまいました。「小5の娘におみくじおごってもらうかい」。

さて、我が家はどんな一年になるのでしょうか。楽しみです。