手作り餃子

久しぶりの餃子だった。

 

美味しい餃子をどうやって作るか。これは私にとっての大きな課題なのだ。目標は王将の餃子だ。大阪王将ではなく、餃子の王将なのだ。関西以外の方には違いがわからないかもしれないが、餃子の王将大阪王将は違う。人それぞれの好みは別にして、私は餃子の王将が好きだ。子供の頃からの馴染みというのもあるかもしれない。

これまでは、自分が好きな王将の餃子の味に近いものを作ろうと思っていたのだが、自分で作るときは別の味でもいいではないかと思うようになった。餃子の王将の餃子が食べたいのなら、食べに行けばいいのだ。

 

餃子は何度も作っているので、レシピで味をどうこうすることはできないような気がしている。

 

材料は豚肉(ひき肉)、キャベツ、ニラ。

味付けは、潮、胡椒、醤油、酒、ごま油に味の素と砂糖を少々加える。

食べ終わって思い出したのだが、生姜とにんにくを入れていなかった。

 

ひき肉ではなく、バラ肉を刻んで材料にすると肉の食感があっていいそうだが、私はひき肉のみだ。

 

ひき肉をこねるときににスープ(中華スープ)を入れる。後でキャベツとニラを加えるので多少柔らかくてもいい。耳たぶくらいの柔らかさということをよく見るが、もっと柔らかくても大丈夫だ。

 

そして片栗粉。これは便利で、肉の旨味を閉じ込めてくれる。私は、唐揚げのときにもから揚げ粉をまぶす前に片栗粉を振っておく。

 

餃子で難しいのは焼き方だ。ただ、王将で生餃子を買うと、焼き方レシピをくれるのでこれにしたがえばいいし、ホームページにもあるので参考にしてもいいだろう。

 

ohsho-japan.com

 

わが家ではホットプレートを使っている。これが温度管理ができて便利なのだ。それに一度に焼ける量が多いので立ちっぱなしで疲れるということがない。もっと大きいのは、フライパンで焼くと、子どもたちが全部食べてしまって、自分の食べる分がなくなってしまう。これは悲しい。

 

だから焼きながらみんなで食べられるホットプレートがいいのだ。

 

 

簡単に作れて簡単に焼くことができる。おまけに美味しければ週末のメニューにはちょうどいい。餃子はお勧めなのでぜひ試してもらいたい。

 

餃子の王将は冷凍食品で見かけないが、大阪王将も美味しいよ。

 

 

 

 

 

私がキッチンに立つ理由

週末は子供たちのリクエストに応えるべく、キッチンに立つことが多い。
 
とはいうものの、レパートリーが多いとはいえず、スパゲティ、餃子、唐揚げ、炒飯のローテーションだ。たまに、鶏肉や豚肉のソテーがはいるが、基本的なところでは変わりはない。むしろ、これらをどれだけ美味しく作れるかということを考える。
 
先週末は唐揚げだ。
 
私の場合、二度揚げである。一度めは低温で火を通し、二度めでカラッと仕上げる。
 
そして昨日はついでにコールスローを作ってみた。私はコールスローが好きなのだ。セブン・イレブンのコールスローは最高だと思う。
 
最近はネットにレシピが溢れているので助かる。昨日もこのレシピを見ながらコールスローを作った。ただし、味の調整は必要だと思う。レシピ通りに作ってみて、最後に味を整える。昨日のコールスローも甘かった。そして酢の香りが強かった気がする。
 
ただ、それでも甘かったのだが、残ったコールスローを次の日に食べたところ、ずいぶんおいしくなっていてセブン・イレブンのものに近い気がした。味がなじんだのだろうか。
 
ちなみに、レシピは次の通りだ。
 
砂糖 おおさじ3
酢  おおさじ3
マヨネーズ おおさじ1/2
オリーブオイル こさじ1
レモン汁 こさじ1
胡椒 少々(好みで)
 
味の調整をしたのでマヨネーズはおおさじ1くらいだろうか。
 
揚げ物のときは、私はキッチンドランカーになる。揚げ物をしながらビールやバーボンハイを飲む。そして揚げたての鶏唐をつまみ。これが最高だ。
 
そういう楽しみがなければキッチンに立つことなんて面倒なだけだろう。自分が好きなものを、好きなタイミングで食べる。これがキッチンに立つ者の特権だというのは、少し大げさだろうか。
 

幻夜を読んであらためて東野圭吾の魅力がわかる

白夜行の続編といったようなネットでの紹介がされていたので、読んでみたいと思い時間がたっていた。
白夜行は、ずいぶん前に読んでいて、ドラマになる前だったように記憶している。
 
そしてようやくの「幻夜」である。
 
 
物語の始まりは、阪神淡路大震災の当日、発生直前である。父親を亡くし、通夜を行っていたその夜明けにあの震災が起こった。そして、主人公を待っていた人生とは。
 
白夜行は、誰にも言えない過去を持つ主人公二人の物語で、この幻夜も誰にも言えない過去を持つ二人の物語だった。が、読み進めるうちにその質が違っていることに気付く。
 
白夜行の雪穂が幻夜の美冬なのだろうか。雪穂は青山でブティックを開き、美冬は青山でブティックを閉めた。どんな手を使ってでもというところが両者に繋がる。
 
作者が作品に練りこんだ、このあたりの仕掛けは毎回素晴らしいものを感じる。ガリレオシリーズは有名だが、そこにはないものを感じ取ることができる。むしろ、ガリレオシリーズ意外の方が、作品の中にあっというような仕掛けを感じるのはわたしだけだろうか。
 
何気ない登場人物の人間関係がストーリー展開に重要に絡んでくる。トリックだけではなくストーリーで引き込んでくれる作者だと思う。
 
 
 

稀勢の里の横綱昇進は正しかった

大相撲春場所横綱稀勢の里が優勝しました。

貴親方、稀勢に感じた「風格」 横綱の責任果たし殻ひとつ破った (スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース

 

先場所優勝して横綱に昇進した稀勢の里ですが、内規とされていた「二場所連続優勝」ではなく、年間最多勝がそれに準じているとの横審の判断ではなかったかと思います。

 

世間では批判的な意見が多く、私も「日本的だなあ」とか「別の思惑があったのではないか」とか思っていました。本当に横綱としての強さがあるのかが疑問で、無理に横綱にさせられたというのではかわいそうだと思ってもいました。

 

その批判は横綱本人が払拭してくれました。世間の目は一気に昇進後初優勝への期待に変わったことでしょう。

 

ところが、13日目に流れが変わります。横綱日馬富士との一戦で左肩に怪我をしました。14日目には鶴竜に力が出せず負けます。テレビで見ましたが、全く力が出せないような負け方でした。千秋楽は休むか?と思いました。

 

そして昨日の千秋楽です。

 

本割で照ノ富士を破り、優勝決定戦で再び破っての逆転優勝です。

 

12日終了までは、全勝で優勝安泰か?との期待。

13日目に大怪我か?の一番で、一気に休場への不安。

14日目の一番で、やっぱり駄目か。

千秋楽で逆転有優勝。

 

日本人だけではなく、この流れは感動を生みました。

 

こういう場合、敵役になる人は可愛そうです。照ノ富士にしても、復活の優勝を狙うわけですが、期待を背負っての春場所、怪我を押しての出場、そして逆転優勝への期待には勝てません。

 

そして稀勢の里が優勝したからよかったものの、怪我を負わせた日馬富士にしても負い目はあったでしょう。勝負事なので怪我はしかたないと割り切っているのでしょうか。

 

稀勢の里横綱昇進は正しい判断でした。怪我を押しての出場。そして逆転優勝。怪我の状態はどうだったかはわかりませんが、横綱らしい真っ向勝負でした。

 

来場所は、まずは怪我を直して万全で向かえてほしいですね。

 

 

カブトムシの春じたく

近所の空地で土筆が出ていました。昨日、今日と暖かい日が続いたからか大きく伸びてしまっているので、つんで食べるには固くなってしまっているのでしょう。

 

そういうわけで、カブトムシの幼虫の春じたくをしました。マットの交換です。

 

3年前に幼虫を買って以来の4代目たちです。自家繁殖なので血が濃くなっているせいもあるのでしょうか、昨年は2匹しか幼虫にかえりませんでした。途中、様子を見ると卵を産んでいたのですが、それらは孵らずでした。そして何もしないでおこうと思って、半分諦めて放置していたのですが、ようやく2匹の幼虫を見つけたのです。

 

去年はマットの交換が遅かったのか、蛹になる準備をしていた幼虫になってしまい、かわいそうなことをしたので、今年は早めに春のしたくをしておこうと。

 

さて、ケースの横からのぞけたものの成長の具合を確認。人差し指よりも長く、親指ほどの太さに成っていたのでまずまずかと思います。

 

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マットをひっくり返して、糞の除去、新しいマットを混ぜて元に戻す。一昨年は30匹以上いたので、3回にわけていましたが、今年は簡単です。ケースも飼育ケースで取り回しが楽ですし。

 

そして最後に、表面に落ち葉で乾燥防止です。

 

これは、昨年秋に近所で拾ってきたものです。ショップに売ってはいますが、そのへんで落ちているのに買うのもどうかと思って準備をしていました。

 

その木もなぜか伐採されていて、今度からどうしようかと思っています。

 

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すき焼きで、肉の隣に糸こんにゃくを入れても問題ない

肉を糸こんにゃくが固くするのは勘違いだそうです。
 
 
しかも、すき焼きは高カロリーになりやすいので、低カロリーのこんにゃくは適しているのだとか。
 
肉が固くなるのは、もともとの肉の質と、火の入れ具合なのだそうです。
 
はりきって、肉と糸こんにゃくを食べましょう。
 
 
 

プレミアムフライデーの本質って消費喚起に矮小化されてしまった?

毎月月末の金曜日がプレミアムフライデーになって、先週末は初めてのプレミアムフライデーだった。まあ、私の会社では通常業務で誰も早く帰ろうとしないし、会社に対して早く帰らせろって訴える社員もいなかった。

 

ニュースでは、「午後3時には~」などと居酒屋などの様子を映し出していたのだが、本当にそれでいいのかと思う。

 

プレミアムフライデーの本質って、働き方改革やライフワークバランスと同時進行になるべきことなんじゃないだろうか。

 

日本の労働生産性は、OECDで最低ランクなのだそうだ。

 

www.jpc-net.jp

 

 

この労働生産性を上げて、ライフワークバランスが整った生活を多くの国民、労働者が送るようにすること。これが社会を維持していくために必要なことなのだ。

 

毎日の無駄な労働を排除して、最低限の残業しかしない社会にするべきで、それが毎日は無理だとしても「せめて月一回は早く帰りましょう」というのがコンセプトなのではないのだろうか。

 

つまり、あるべき姿のための第一歩が「プレミアムフライデー」なわけで、金曜日は早く帰って消費活動に協力してね、と矮小化されてしまっては、日本の労働生産性はいつまでたっても向上しないのではないだろうか。